教員紹介 品川 明(しながわ あきら)

職名

教授

担当科目

<学部>
特別総合科目(環境問題)、自然環境論Ⅰ(エコロジー)、生活環境論Ⅰ(人間と食?母乳の科学)、社会環境論Ⅰ(食糧の安全性)、環境問題特殊演習
<大学院>
環境コミュニケーション演習、地域資源開発・利用演習(生物多様性保全利用)

専門分野

味覚に与える食生活の影響、二枚貝の成分含量と生態系との関わり、問いかけベースの体験型の科学教育と環境教育?教えない教育とは
<研究分野>
フードコンシャスネス教育、環境教育、食品科学、生態学、コミュニケーション

学位

農学博士

主な研究業績

(著書)

  • アサリの代謝生理からみた貧酸素の影響とその対策,「アサリと流域圏環境(水産学シリーズ)」,恒星社厚生閣,共著(2009)
  • 無脊椎動物の含窒素エキス成分,「魚介類のエキス成分(水産学シリーズ)」,恒星社厚生閣,共著(1988)
  • スーパーカード図鑑 海の生き物・さかな,交通新聞社,単著(2011)

(論文)

  • 諫早湾のアサリ養殖場における夏季大量へい死対策-底層溶存酸素の改善試験、水産工学、47(1)、53-62.共著(2010)
  • 低塩分がアサリの生残、血リンパ浸透圧および軟体部水分含量に与える影響、水産増殖、56(1)、127-136.共著(2008)

メッセージ

重要な環境資源である水・食物・生き物・人を通してそれらの関係を考える演習です。水圏の環境とそこに生息する生き物の匠さやすばらしさに触れ、子供たちや多くの人にもその感動を共有してもらいたいと児童生徒や教員および社会教育指導者などに水辺の環境教育プログラムや味覚教育・食物教育を実践。楽しくて美味しい生態学教育をベースとし、食物の大切さや本来の価値を認識し、生き物の命や生き物が生息している環境を大切にする人を育てることを目標としています。また、大学附置機関の環境教育センターは、独自の海のプログラム(海の生き物の解剖や試食を通した体験型学習プログラム)や味覚教育や食物教育に加え、PW・PWET・PLT・PA・GEMS/MARE・NOAAなどの体験型アクティビティーとそれらを指導するための問いかけベースの教育学を提供しています。画一的な教育手法ではなく、いろいろな教育手法を習得し、コミュニケーションやファシリテーション能力を有し、社会性ある人間になることと育てることを目標としています。

その他

<所属学会>
日本環境教育学会・日本食育学会・日本科学教育学会・日本理科教育学会・日本生物教育学会・日本伝統食品研究会・日本水産学会・日本増養殖学会・National Marine Educator Association.
<社会学術活動等>
フードコンシャスネス実行委員会委員長として、フードコンシャスネス・インストラクター養成講座(感覚・味覚教育教師養成)を開催
サイエンスパートナープロジェクトとして、栃木県日光市立栗山中学校の授業(総合)支援.学習院女子大学にて開催される日本環境教育学会第19回東京大会実行委員会事務局長として学会運営.水産基盤整備調査受託研究(農水省)-アサリ資源回復のための干潟環境条件解明.基盤研究A(研究分担):子どもが主体的に学び、科学を好きになるための教育システムの開発に関する実証的な研究

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