日本文化学科のカリキュラム

カリキュラム概要

日本について理解するための幅広い学びを基礎に、探求したいテーマを見つけます。
1・2年次には異なる教員の指導のもとで学び、3年次(第5セメスター)以降は選択したコース※に分かれ、3・4年次とも同じ教員の専門演習を履修し、卒業論文・卒業研究をまとめます。

※以下の4コース。コースごとに定められた専門科目の中から13科目以上を選択して履修します。
・民俗・歴史コース
・日本語・日本文学コース
・芸術文化・アートマネジメントコース
・現代文化コース

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基礎演習科目群(1・2年次)

異なる3~4人の教員の指導のもとで、「日本文化」を学ぶ。

 基礎演習で大学4年間の学習の動機づけを行い、問題発見・問題解決能力を養うことを目指します。同時に、自分の考えをレポートにしたり、発表したりするための力を養います。「基礎演習Ⅰ~Ⅵ」は半期の授業です。3~4人の教員の各専門分野から、多様な視点を得た上で、後半2年間の進む方向を見つけてください。2年生が1年生をリードし、サポートしながら、ともに学びます。
<主な科目>
日本文化基礎演習

専門演習科目群(3・4年次)

3・4年次の2年間で1つのテーマを研究。

 専門演習では日本文化の様々な分野の高度な研究・教育が展開されます。基礎演習やその他の科目で学んだことを踏まえ、専門演習の中から1つを選択します。3・4年次とも同じ教員の専門演習を履修し、専門性を深めながら、自分の研究テーマについて、最終的に卒業研究や卒業論文としてまとめていきます。専門演習は、4年生が3年生をリードし、サポートしながら、ともに学びます。
<主な科目>
日本文化演習、卒業論文、卒業研究

日本文化基礎科目群(1・2年次)

言語や思想、文学から伝統文化、生活文化まで。

 日本文化の特質の基礎を理解するための科目群です。日本の文化政策をはじめ、日本の言葉や文学・思想の歴史、茶道や華道などの伝統文化、日本の生活文化や社会制度の特徴、そして日本人論そのものをテーマにした科目もあります。
<主な科目>
日本文化政策論、日本人論、日本語学、日本思想史、日本文学史、民俗学、日本政治経済史、日本社会制度史、伝統文化論〔花/茶/書/舞踊/演劇/邦楽/染織〕、日本文化論、日本生活文化史〔衣文化/食文化/人と環境〕、近代文化論

民俗・歴史系科目群(2~4年次)

暮らしの中の信仰や衣食住から日本史、歴史資料まで。

 人々の暮らしや社会の様子の過去と現在を学ぶ科目群です。民俗信仰や民俗芸術、衣食住の文化、そして日本の政治・経済・社会制度の歴史をテーマにした科目などが置かれています。
<主な科目>
民俗文化論〔民俗信仰/民俗行事・祭礼/都市民俗学〕、比較民俗文化論〔生活用具/説話と伝承〕、比較生活文化論〔地域食文化論/染織文化論〕、日本生活文化論〔ものの文化史/通過儀礼/住文化論/都市生活論〕、日本史論〔古代/中世/近世/近現代〕、日本文化交流史、歴史資料論〔考古/古文書〕

文学・芸術・思想系科目群(2~4年次)

過去と現在の芸術から神話、思想、文学まで。

 日本の芸術と思想を学ぶ科目群です。様々な芸術の歴史と現状、宗教や芸道などの思想、昔から今にいたる日本文学の歴史などの科目があります。また、日本とかかわりの深い中国文学について学ぶ科目もあります。
<主な科目>
日本文学論〔上代/中古/中世/近世/近現代〕、日本文学研究〔上代/中古/中世/近世/近現代〕、中国文学論、日本語学、形象文化論〔絵画/生活芸術/空間造形/近現代美術/芸術交流論〕、身体文化論〔近現代舞踊/現代演劇〕、日本思想研究〔神話/仏教/神道/劇場の思想/芸道/近世思想〕

現代社会系科目群(2~4年次)

メディアやファッションから家族や環境まで。

 現代社会や現代文化の特質について学ぶ科目群です。都市文化やファッション、メディアやジャーナリズム、家族や児童文化、食品や環境、ポピュラー文化やスポーツ文化など、幅広く現代をとらえるための科目が置かれています。
<主な科目>
現代文化論〔都市論/郊外論/子どもと個性/ファッション/イメージとメディア/カルチュラル・スタディーズ/スポーツ文化論〕、メディア論、現代生活論〔現代食品情報/現代の食生活/自己と他者/個人と集団〕、日本政治論、日本経済論、日本社会論

比較文化研究科目群(3・4年次)

文化の比較によって、様々な文化の特色を知る。

 文学、芸術、民俗、社会、嗜好、生活の様々な側面から文化を比較し、日本文化の特色と実際を学んでいきます。
<主な科目>
比較文化論〔比較日本文化/文学/芸術/考古/社会/嗜好/生活/工芸〕

外国語科目1群・2群/情報技術科目群/日本語表現法科目群(1~4年次)

発信能力を身につける。

 日本文化の特質について、世界の人々に説明できるように、英語をはじめとした外国語と日本語表現法や情報処理を学びます。

他学科の専門科目群(1~4年次)

学科の枠を越えて自由な学びを展開。

 日本文化学科の専門科目の他に、共通科目や国際コミュニケーション学科・英語コミュニケーション学科の専門科目を履修することができます。

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