教員紹介 武井 彩佳(たけい あやか)

職名

教授

担当科目

<学部>
ヨーロッパ政治史Ⅰ・Ⅱ、ドイツ文化論Ⅰ・Ⅱ

<大学院>
地域社会分析演習B

専門分野

ドイツ現代史、ホロコースト研究、エスニシティ研究

学位

博士(文学)

主な研究業績

(著書・論文)

  • 『戦後ドイツのユダヤ人』 白水社 2005年(単著)
  • 『ユダヤ人財産は誰のものか ホロコーストからパレスチナ問題へ』 白水社 2008年(単著)
  • 『<和解>のリアルポリティクス ドイツ人とユダヤ人』みすず書房 2017(単著)
  • 『歴史修正主義』中央公論新社 2021(単著)

メッセージ

私たちは「みんなと同じ」であることに安堵する傾向がありますが、ときには「みんなと違う」とされてきた人たち(=マイノリティ)の歴史や文化に触れるのも大切です。「普遍的」とされるものも、実はマジョリティによって構築された価値観に過ぎないのかもしれません。またマイノリティの問題は、いまも世界各地で紛争の原因となっています。問題の歴史的起源をたどることで、私たちの生きる「現在」を理解する視野を養ってゆきましょう。

« 教員紹介へ戻る