教員紹介 櫻井 大三(さくらい だいぞう)

職名

教授

担当科目

<学部>
法学Ⅰ・Ⅱ、国際法Ⅰ・Ⅱ、外国語研修Ⅰ・Ⅱ、基礎演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ、国際コミュニケーション演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ
<大学院>
国際関係分析演習Ⅰ・Ⅱ、国際関係特殊演習(国際法・国際機構)

専門分野

国際法

学位

博士(法学、中央大学)

主な研究業績

  • 『人類の道しるべとしての国際法』(共著、国際書院、2011年)
  • 「スペイン国王仲裁裁定事件における禁反言と黙認の関係」『法学新法』第120巻9・10号(2014年)
  • 「 国際法における禁反言の概念」『国際法外交雑誌 』第116巻第3号(2017年)

メッセージ

グローバリゼーションの進展が著しい今日の国際社会にあって、 国際法の規律対象は多岐にわたります。近年急速な進歩を遂げた国際環境法、国際刑事法、国際人権法、GATT/WTO等の国際経済法は、現代国際法のいくつかの成果です。また、日本が直面する国際法上の課題にも重要なものが少なくありません。ロシアおよび韓国との間には北方領土や竹島の帰属をめぐる領土問題が半世紀以上も継続していますし、最近では捕鯨問題をめぐって日本は豪州から国際司法裁判所(ICJ)へ提訴されました。今後日本が国際社会において責任ある役割を演じるためには 、国際法に対する深い理解とそれに裏打ちされた戦略的な外交政策の展開が不可欠です。国内法から多くの示唆を受けつつ、また国際社会の政治力学を止揚しながら、変転著しい国際社会に秩序と安定をもたらすよりよい国際法の姿を皆さんとともに描くことができれば幸いです。

« 教員 紹介へ戻る

PageTop