教員紹介 中島 崇文(なかじま たかふみ)

職名

教授

担当科目

<学部>

地域研究基礎論III、東欧文化論、比較道具論、言語地理学、国際文化交流論III(中欧)、国際文化交流演習Ⅸ(中欧研修)、国際文化交流論IX(国際機関)、外国語演習I、国際コミュニケーション基礎演習IIV、国際コミュニケーション演習IIV

<大学院>
地域社会分析演習I・II

専門分野

中・東欧の歴史、政治、宗教、社会、文化、民族問題

学位

博士(学術)

主な研究業績

  • "Local Government in Romania", The Emerging Local Governments in Eastern Europe and Russia: Historical and Post-Communist Developments, edited by Osamu Ieda, Hiroshima, Keisuisha, 2000.
  • 「ルーマニアにおける国民統一国家の建設―1925年の行政統合法に至る過程―」(東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士論文)、2004年。
  • 「ドラキュラのふるさと―ヴラド串刺公と吸血鬼伝説―」(第3章)他5章、柴宜弘編著『バルカンを知るための65章』(エリア・スタディーズ48)明石書店、2005年。
  • 「南トランシルヴァニアにおけるドイツ人都市の多民族都市への変容 ―18世紀後半のヘルマンシュタット(シビウ、ナジセベン)―」(第Ⅶ章)柴宜弘、佐原徹哉編『バルカン学のフロンティア』(叢書東欧⑩)彩流社、2006年。
  • 「ルーマニア人の民族意識におけるローマ概念―「ローマと合同した教会」の地位の変遷を中心に―」歴史学研究会『幻影のローマ―<伝統>の継承とイメージの変容―』(シリーズ歴史学の現在11)青木書店、2006年。
  • 「トランシルヴァニアのハンガリー人問題―言語・教育面における複数民族の共存と分離―」(第46章)他7章、六鹿茂夫編著『ルーマニアを知るための60章』(エリア・スタディーズ66)明石書店、2007年。
  • ルーマニア/ブルガリア国別評価チーム『平成20年度外務省第三者評価 ルーマニア/ブルガリア国別評価(第三者評価)報告書』外務省、2009年(共著)。(外務省のホームページより概要本文に分けて閲覧可能)
  • 「冷戦終結後のルーマニアにおける民主主義の進展」(第9章)永松雄彦、萬田悦生編著『変容する冷戦後の世界―ヨーロッパのリベラル・デモクラシー―』春風社、2010年。
  • 「ルーマニア語」庄司博史編『世界の文字事典』丸善出版、2015年。

メッセージ

中・東欧諸国はEU加盟国の3分の1強を占めています。今後、EUに加盟する国はさらに増加することが見込まれ、ヨーロッパの中で急速に成長している地域です。経済の面では西欧の水準にはまだ程遠いですが、文化の面では奥が深く、豊かなものがあり、魅力あふれる地域です。本学はそのうちの4ヵ国(エストニア、ポーランド、チェコ、ルーマニア)の最高学府の大学と協定を結んでいるということもあり、これらの国々から来た優秀な協定留学生が本学で学んでおり、逆に現地に留学する本学の学生もいます。できるだけ多くの学生が中・東欧に関心を持つようになれば幸いです。

その他

所属学会:東欧史研究会、日本西洋史学会、日本比較政治学会、国際南東欧研究学会
その他:外務省研修所非常勤講師

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