教員紹介 金城 亜紀(きんじょう あき)

職名

教授

担当科目

<学部>
経営学I・II、国際コミュニケーション基礎演習、国際コミュニケーション演習、金融論、特別総合科目III(国際企業)、国際文化交流論X(加Lethbridge大学との共同開講)
<大学院>
国際マネジメント演習I・II

専門分野

経営学、経営史

経営学の授業やゼミでは、現実を踏まえながら自分の信ずるところ、理想とする生き方を実現するために何をなすべきかを考え、他者と協力し実践する実力をつけることを目指します。そのために、私も日々研鑽しています。

現在の主な研究活動は3つあります。

第一が、「担保の歴史経営学」です。担保(対象資産や法制、慣行など)の変遷が企業や金融機関の経営、ひいては社会や経済にどのような影響を与えたかを検討することです。第二は、企業博物館です。企業が自ら運営する企業博物館を通して日本の組織の本質と強さを解明しています。第三は、「法と経営」という新しい複合領域の開拓です。その一環として2017年に学術誌「法と経営研究」を創刊、2020年に一般社団法人「法と経営学会」を設立し、それぞれ共同編集代表、理事長・会長を務めています。 

法と経営研究HPhttps://www.shinzansha.co.jp/news/n23610.html

法と経営学会HPhttps://lawmanagement.wordpress.com

学位

(学歴)
東京大学教養学部教養学科(国際関係論専攻)卒業
米国コロンビア大学経営大学院修了(MBA)
京都大学大学院経済学研究科修了 博士(経済学)

(職歴)
大学卒業後、日本興業銀行、米系経営コンサルティング会社、欧州系投資銀行、日米合弁ベンチャー企業にて25年間にわたりグローバルな経営に従事しCEOなどを経験しました。50歳を機にキャリアを大転換して博士号を取得し現在に至ります。これからは、組織のみならず個人のキャリア上の多様性・ダイバーシティーが重視されます。経営者としての実体験を踏まえ、経営学を机上の空論に終わらせないように授業や演習を構築しています。

主な研究業績

https://researchmap.jp/silk19/ をご参照ください。

メッセージ

大学では「面白がる」ことを学びましょう。何ごともそれを面白いと真剣に思うかどうかが大切です。面白いと思ったことは、すべてどこかでつながります。勉強も大事ですが、回り道や、すぐに役に立ちそうにないことに取り組むのも同じくらい重要です。

私が学生の頃は、自分が大学の教員になるとは夢にも思っていませんでした。大学卒業後25年間は複数の民間企業(日本の大手銀行、米系経営コンサルティング会社、欧州系証券会社、起業)で働きました。学位も興味に惹かれるまま、学士・修士・博士の分野も取得した年齢も大きく異なります。一昔前まではこのようなキャリアは珍しがられましたが、最近はそうでもないようです。

その他

金城ゼミの運営は学生が行いその活動と成果を積極的に発信しています。
ゼミHP:https://kinjozemi.amebaownd.com
ゼミtwitter: https://twitter.com/kinjo_gwc

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