【協定・派遣】誠信女子大学(韓国)(2023年 春:I.M.さん)
- 留学先所属学部:国語国文学科
- 派遣年度・学期:2023年・春派遣
- 出発時学年:4年
留学期間
学籍上の留学期間:2023年春学期から半年
実際の留学期間※:2023年3月2日~2023年8月31日
(出国日2023年2月9日・最終帰国日2023年7月7日)
※入学許可証に記載されている期間です。
留学先での生活・費用
- 宿舎の種類:大学の寮
- 大学までの交通手段:徒歩 約3分
- 宿舎費:月額37万ウォン(約3万7千円)(食事 無し)
- 生活費:月額約30万ウォン(約3万円)
- 留学費用総額(本学の授業料を含まず):300~400万ウォン(約30万~40万円)
留学先での履修科目等
留学先履修単位数 計9単位 → 本学での単位認定数 計8単位
留学に至った経緯・動機
小学生の頃にK-POPを好きになり、彼らの話す言葉を理解したいと思い、韓国語の勉強を始めました。同時に、韓国文化にも興味を持ち、いつか韓国語を使用する仕事に就きたいと思うようになりました。独学や本学の授業で学ぶだけではなく、実際に行って現地の人々と話すことで、韓国語の向上を目指したかったため留学することを決意しました。また、留学は、親と離れて生活したことの無い私にとって、周りに頼らず1人で生きていく力、積極的に行動する力をつけてくれる機会であると考えたからです。
留学前に設定した目標
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韓国語の習得→留学後、TOPIK6級を取得するためにより多くの単語や文法表現を学ぶ
- 学生との交流→韓国人学生だけではなく留学に来ている様々な国の学生と交流して友達を作る
- 留学と就活の両立→どちらかを疎かにせずに、両方を達成出来るようにする
留学前に受けた語学検定の種類・回数
- TOPIKⅡ 1回 5級合格
留学先大学の特徴
校舎5ヶ所程、学食3ヶ所、カフェ3ヶ所、ジム、文具店、コンビニ、仮眠室、図書館などがあり施設も充実していました。フードトラックでの無料配給やお祭りのようなイベントも開催していました。ソウルの中心近くに位置しているためアクセスも便利です。
留学生活や寮関連で何か困ったことがあった場合、国際交流支援チームに連絡すると手厚くサポートしてくれました。
学生たちは非常に勉強熱心でした。テスト期間になると図書館や大学周辺のカフェで夜遅くまで勉強している学生を多く見ました。校内にも自習スペースが多くあったり、図書館は24時間開いていたりと勉強の環境が整っていたように感じました。
留学先の授業
平日9時~13時は語学堂でみっちり韓国語の勉強を行いました。50分×4コマは毎日一瞬で過ぎて行きましたが、クラスの学生と一緒に勉強するのは非常に楽しかったです。
午前中は語学堂なので、実際の授業は午後に週3で受けていました。留学生向けの授業を2つ、専攻の授業を1つ履修していました。誠信女子大学の授業は1コマ3時間ですが、途中に休憩時間を挟んでくれたり、早く終わったりする時もありました。私はよく休憩時間に質問をしていたので、授業に置いて行かれるようなことはありませんでした。
専攻の授業を履修しないと韓国人学生と交流出来ないので、留学生向けの授業ばかりを履修するのはあまりお勧めしません。
留学中、目標に向かってどのように努力したか
韓国語向上のため、語学堂で習った単語や文法を使って友達と会話したり、その日のうちに復習したりするなど、日々の生活の中で使える時があったら積極的に使っていました。分からない部分があったら、チュータリングの学生や先生に質問して、分からないままにしないということを心掛けました。
留学先で困ったこと・大変だったこと
やはり留学と就活の両立は大変でした。オンライン面接をするために、授業の無い日やルームメイトがいない日などでスケジュールを組んだり、最終面接を受けるために一時帰国したりしました。
また、ルームメイトと生活リズムが合わなくて、光や音のせいで夜全然眠れないということがありました。
中間試験と期末試験のテスト勉強はかなり大変で、どれだけ多く勉強しても試験が開始した瞬間に出てこなくて書けなくなるということが多々ありました。
留学の成果(3つの目標設定に対し、それぞれ達成率%とその理由)
- 韓国語の習得 100%
留学前と留学後の韓国語能力は大幅に伸びたと感じています。実際に韓国人学生も、初めて会った時より沢山話せているね!上手になったね!と言ってくれました。留学後に受けたTOPIKで無事に6級を取得しました。特に、リスニングの点数が大幅に上がっていて、聞く力がついたと実感しています。
- 学生との交流 100%
留学生向けの授業を履修したことで、交流の輪が広がりました。授業終わりにみんなでご飯に行くなど韓国人学生だけではなく他の国の学生ともコミュニケーションを取るようにしました。学生と交流したことで社交的な性格に変化したと思います。
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留学と就活の両立 100%
自分がここに就職したいと思っていた企業に内定をいただくことが出来ました。
留学を希望する後輩へのアドバイス
留学したいけど就活が被るから、、、と悩んでいる学生がいたら留学することをお勧めしたいです。私も3年終わりから留学し7月帰国という、選考スケジュールと思い切り重なっている中で留学しました。留学したからこそ、新しい視点で様々な国の文化や違いを理解することが出来ました。
その他
私は人見知りで内向的な性格でしたが、今回の留学で多くの人々と出会い交流したことで、社交的な性格に変わったと感じています。それくらい、留学生活は自分自身を大きく変える素敵な機会になりました。
また、安心して留学出来るようにサポートしてくれた国際交流推進センターの方々、ゼミの先生、家族、友達、現地で出会った方々に感謝しています。本当にありがとうございました。