研修内容について

近年、東アジア地域、とりわけ激変する朝鮮半島への関心がますます高まっている中、韓国の文化・社会・言語などへの理解を深めることも同時に求められています。こうした状況を踏まえつつ、本研修では、東京では中々体験できない様々な異文化交流活動から新しい視点・認識・知見を得ることを目標としつつ、将来的には日韓を含む東アジア地域の平和と繁栄に貢献できるような人材を育成することを目的としています。

本研修の主な活動内容は次の2点です。まず、韓国・ソウル特別市における3週間程の韓国語学研修を通して実践的な韓国語運用能力を身に付けます。現地における韓国語の授業は一日4時間程で、授業実施の際には本学の学生だけではなく、他の外国人留学生と交わる形で進められます。プログラム終了後には、修了式と共に修了証も与えられます。次に、現地における多様なボランティア活動を通して草の根レベルの日韓文化交流に貢献します。とりわけ本研修では、近年、より活発化している日韓文化交流の意味を活かすと同時に、現地の学生たちや一般の人々と交わる機会をできるだけ多く設ける形でボランティア活動を進めます。

本研修の実施期間は毎年7月下旬または8月上旬から約3週間程度の日程となります。また、現地の受け入れ先は、本学の協定校である梨花女子大学です。同大学は、韓国のトップクラスの名門校であると同時に、世界最大級の女子大学として知られています。本研修に参加する学生たちは、同大学のキャンパス内にある最新設備の国際学生寮に滞在する予定です。

なお、本研修の履修単位については、「国際文化交流演習XV(韓国語学研修)」および「国際文化交流演習XVI(韓国におけるボランティア)」の2科目4単位を取得することが可能です。

以下の写真は、本研修を開始した2019年の活動様子です。

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