令和4年度春学期の授業形態についてのお知らせ(第2報)

令和43月1日

学生・父母保証人の皆様

令和4年度春学期の授業形態についてのお知らせ(第2報)

学習院女子大学学長 大桃敏行

 令和3121日にお知らせした通り、令和4年度春学期は対面形式による授業実施を原則とする方針で準備を進めてまいりました。新型コロナウイルス感染症の感染状況は依然として予断を許さないものの、感染による健康リスクを抱えている皆さんへの配慮を講じつつ、以下の方法で春学期の授業運営を行ってまいります。なお、感染状況の激変等に対しては、これまでの2年間の経験を踏まえながら、臨機応変に対応する所存です。

1.基本的な方針

 4月11日に開始する春学期は、最初の2週間の履修登録期間は原則として遠隔授業とし、対面授業は425日から開始します。学生の皆さんは、本年度と同様に、各科目の初回ガイダンスにより授業計画などを詳細に把握したうえで、履修計画を決定してください。

 履修登録の結果を受けて、履修人数の多い科目から順番に大きな教室を割り振ります。その結果、教室を割り振ることができなかった科目は学期期間中を通じて遠隔科目とします。これに加えて、いくつかの科目も学期を通じてあるいは時限的に遠隔形式となります。

2.具体的な方法

(1)遠隔対象科目

  • ①座席間間隔を1m以上確保することを前提とした教室配分を行い、確保が不可能な科目については、学期を通じての遠隔授業とします。その時間帯にWi-Fi受講スペースを確保できる科目はZoomによるリアルタイム形式を原則とし、確保できない科目はオンデマンド形式となります。なお、1m確保が困難なCALL/PC教室での必修科目(LL科目、情報科目は履修人数が教室の正規の収容人数にあわせて設定されていることから間隔を確保できないケースが生じます)については、アクリル板の設置で間隔不足を補います。
  • ②教員側の健康上の理由から遠隔対象とする科目が発生する場合があります。これらの科目は学期中を通じてオンデマンド科目となります。
  • ③司書課程科目についてはすべてを遠隔授業とします。

上記の①については履修登録確定直後に、②、③については履修登録開始前にG-Portにより対象科目をお知らせします。

(2) 時限的に遠隔対応とする科目:多数の学生の皆さんの発声を同時に一定時間継続せざるを得ないLL科目については、感染状況が相当程度安定するまでは、425日以降も時限的に遠隔対応とします。現時点で時限的遠隔対象とする予定の科目は1年生向けのリスニングの授業(および、それと同日に受講している学生が多いことからリーディングの授業)です。本措置の対象科目についてはあらためてG-Portでお知らせします。

(3) 学生の皆さんの遠隔受講申請:学生の皆さんご本人に基礎疾患があり感染に伴う健康リスクが高い場合には、医師の診断書の提出により学期を通じての遠隔受講を許可します。また、まん延防止等緊急措置あるいは緊急事態が東京都を対象に宣言されている期間に限定して、同居家族の皆さんの感染リスクを理由とした時限的な遠隔受講申請を受け付けることとします。申請方法の詳細については別途G-Portを通じてご案内します。

(4) 夏休みの短期海外プログラムの取り扱い:長期留学プログラムについては派遣を再開しています。短期海外研修についても、学生の皆さんの学びへの視野を広げるなどの観点で本学として重要な教育上の柱の一つと位置付けています。そのため、現地訪問の可能性をできる限り模索しつつ、それが困難な場合におけるオンライン方式による代替の可能性などを総合的に検討し、出来る限り早い段階で対応を決定します。

(5) fCampusの再開:2年間中断していたfCampusが再開されることとなりました。他大学の科目の受講は遠隔形式となりますが、本学で提供されていない科目の履修などに積極的に活用してください。

 なお、学内での感染防止対策の持続的な実施をはかるため、最新の知見を踏まえつつ、感染防止マニュアルも適宜改定して、対面授業開始前に配布します。マニュアルの順守ならびに、マスクを外さざるを得ない昼食時の黙食の徹底についても引き続き学生の皆さんのご協力をお願い申し上げます。

 皆さん及び教職員の安全への配慮を最優先としつつ、大きな不確実性が残る中で、対面授業を中心とした高い質の教育機会を提供するために春学期も教職員一同全力をあげてまいります。

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