令和2(2020)年度春学期について(第4報)

令和2年5月7日

在学生及びご家族の皆様
関係者の皆様

学習院女子大学
学長 神田 典城

令和2(2020)年度春学期について(第4報)

令和2年4月20日から全面的な遠隔授業を開始しました。それに先立ち、「令和2(2020)年度春学期について(第 3 報)」(令和2年3月27日)において、「感染収束の状況を踏まえてキ ャンパス内の教室での対面授業が可能と判断され」るまで、遠隔授業を継続するとお伝えしたところです。

このたび、政府による緊急事態宣言が延長されたこと等を踏まえて、遠隔授業の期間を原則として令和2年度春学期末まで延長することを決定しましたので、お知らせ致します。教室での授業が本学教育の中心であると考える本学にとって、苦渋の決断でした。学生や父母保証人の皆様の健康と安全を最優先としたことに伴う決定であることにご理解を賜りたくお願い申し上げます。引き続き、対面授業にそん色のない、あるいは遠隔授業の特質を活用した新たな授業を提供するべく、教職員が一丸となって力を尽くしてまいります。

なお、春学期末を前に同感染症拡大の収束がみられた場合は、適切な時期より本学キャンパスでの対面授業へ切り替えることとします。大学としてそのような決定に至った折には、対面授業開始の2週間前をめどに別途お知らせ致します。ただし、その場合においても、対面授業への参加に支障のある、あるいは不安のある学生の皆さんに対して、最大限の配慮を致します。

このように遠隔授業を原則として学期末まで延長することに伴い、大学という場において育まれるべき学生の皆様の交流機会についても、大学として何らかの方法で提供できる仕組みがないか、検討を続けています。

さらに、遠隔授業期間の延長に伴い、現在はデータ通信量に配慮した授業方法を採用することを原則としておりますが、今後はより柔軟な方法を通じての授業内容の一層の充実を適宜図ってまいります。つきましては、データ通信量に制約のない接続環境等を、令和2年4月28日付でお知らせした全学生に対する「学習院女子大学学生支援交付金」もご活用いただきながら確保いただきたくお願いいたします。また、その確保が経済的な事情により困難な場合には wifi ルーターの貸与も行う予定です(ただし、貸与数には限りがあります。貸与基準等については別途 G-Port を通じてお知らせいたします)。

以上

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