【授業紹介】『特別総合科目Ⅰ(外交官)』にて外務省専門職員を招いた特別講義を実施

6月21日(水)、特別総合科目群の『特別総合科目Ⅰ(外交官)』(担当教員:原田武夫非常勤講師)にて、外務省大臣官房人事課 企画官・早川瑞穂様に『外交を支えるプロフェッショナル ~外務省専門職員の仕事~』と題して特別講義を行って頂きました。

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早川瑞穂様

早川様は外務省ご入省後、本年2月に大臣官房人事課に配属になるまで、海外では、在英国日本国大使館、在インド日本国大使館、在サンフランシスコ日本国総領事館、直近では再び在インド日本国大使館にてご勤務されました。

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今回のご講義では、外務省専門職員として勤務中に携わられた職務について、具体的なエピソードを交え大変分かりやすくご説明頂きました。特に、外務省はそのミッションとして平和で安全な国際社会の維持、国際社会における日本国と日本国民の利益の増進を担い、そこで働く専門職員は、ひとり一人が担当する言語を駆使し、仕事を通じて経験や知見を積み重ねながら、世界各国や国際機関との間で信頼関係を築いて活躍する、「外交を支えるプロフェッショナル」であることを学びました。

北米局北米第一課におられた際に起きた東日本大震災では『情けは人の為ならず』と、日本がありとあらゆる諸外国に助けられた経験に「非常に感動を覚えた」と御高話をいただきました。またコロナ禍において、インドにてロックダウンが起きた際には安全に日本人を帰国できるよう、人の命を預かり安全にお守りしたことは得難い経験になったとのことでした。

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最後に早川様から「外務省専門職員の仕事はバランス感覚が大事。周りの人の意見に聞く耳を持ちながらも自分の意見が言える人が理想。また誠実さや柔軟性を持ち合わせている人が適していると感じます。働く女性のワークライフバランスは配慮したいと考えており、結婚も出産も子育てをしながらみなさん活躍しているので、興味があれば是非とも目指していただきたいと思います。」との激励を頂きました。

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