学習院女子大学企画展示:須惠朋子展 生命の還る処(ところ)-神の島に導かれて-
沖縄には海のかなたにあると信じられている理想郷、「ニライカナイ」の伝説があります。画家、須惠朋子氏は、母を亡くした後、神話の中で琉球の始祖が初めて降り立ったという「神の島」と言われる久高島に導かれ、その後、その海の風景を描き始めました。そして独自の砂を使った盛り上げの技法を取り込み、自分が感じた「ニライカナイ」を表現した絵画を多数制作してきました。海の底から水平線、そして空と、視点を変えて「ニライカナイ」に至る空間を描き出そうとしています。本展では、約4mの巨大な作品から、円形の小型作品まで8点を展示し、須惠朋子氏の碧の世界の魅力をお届けします。須惠氏が使っている日本画の道具、画材なども展示します。
この地に実際に足を運ぶのは難しくても、本展を通じてこの「ニライカナイ」の空間に浸り、自然の持つ深遠なパワーや生命力を感じ取っていただければ幸いです。
展示期間
令和4年12月5日(月)~ 12月16日(金)
平日)9時00分~16時30分
土曜)9時00分~12時00分
日曜 閉室
会場
学習院女子大学 文化交流ギャラリー(2号館1階)
※ 新型コロナウィルス感染拡大防止のためのお願い
- コロナウィルス感染拡大防止のため、学外からご来場されるお客様には、個人情報(氏名、電話番号)の提供をお願いしております。
個人情報の提供にご協力いただけない方には、入場をお断りいたします。
なお、展覧会場(2号館1階 文化交流ギャラリー)以外への立ち入りはご遠慮ください。 - 観覧が終わりましたら、すみやかにお帰りくださいますようお願いいたします。
- 発熱、くしゃみ、咳など風邪の症状がある方、または体調のすぐれない方は、ご来場を控えてください。
- 構内及び展覧会場では、必ずマスクを着用してください。
主催
学習院女子大学
担当者・企画責任者
小勝禮子(非常勤講師)
協力
学習院女子大学2022年度博物館実習ⅡB
制作・運営
2022年度 学芸員課程博物館実習ⅡB受講生
主な展示品
「ニライカナイを想う」
「碧のゆくへ」
「神の島より 円形XII」
「神の島を想う 円形Ⅰ」
「ニライカナイを想う 円形XVII」ほか
計8点
問い合わせ先
学習院女子大学 学芸員課程事務室
〒162-8650 東京都新宿区戸山3-20-1
Mail:gwc-grad@gakushuin.ac.jp