12月13日(金) 「特別総合科目Ⅸ(フードコンシャスネス論Ⅱ)」(品川 明教授担当)の ご報告

2019年12月13日(金)「特別総合科目Ⅸ(フードコンシャスネス論1)」は前々回に引き続き学生たちのグループ発表です。(当講座は(一社)フードコンシャスネス研究所の寄付による寄付講座です。)
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今回は2つの班の発表で、各40分のファシリテーションを行いました。


最初の班は、「2種類の生クリームとバター」です。
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導入では、「生クリームについて知っていること・知りたいこと」を問いかけた後、2種類の生クリームを視覚、嗅覚、味覚を使って味わってもらいホワイトボードに記入してもらいました。
その後、「生クリームは何からできているか」「牛乳からできる加工品は何があるか」などを質問し、実際にバターを作ってもらいました。

植物性ではなぜバターができないのか、乳脂肪の大切さが体験を通して伝わったかと思います。ただ、時間がかかってしまったこともあり、受講者への問いかけが少し誘導的になってしまっていたようにみられました。


2つ目の班は「3種類の出汁」でした。
「出汁について知っていること」を問いかけ、「鰹」「昆布」「鰹+昆布」の三種類の出汁を飲み比べました。
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出汁のみで味わってもらったため、どれも好きでないという意見や何かと合わさらないとおいしくないという否定的な意見もありました。
しかし、市販の出汁にはおいしく感じる添加物が入っていることに気づかされ、出汁本来の味を知ることができる良いアクティビティでした。
「鰹+昆布」を用意した理由が説明不足で、合わせ出汁について受講者が理解しないまま終わってしまったのはもったいなかったように感じられました。

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