学習院女子大学企画展示:渡邊惠美子展―裂き織タペストリーと大正ロマン着物
展示タイトル 渡邊惠美子展―裂き織タペストリーと大正ロマン着物
展示期間 2019年11月18日(月)~12月20日(金)
平日) 9 時 00 分 ~ 16 時 30 分
土曜) 9 時 00 分 ~ 12 時 00 分
休室) 日曜、11月23日(祝・土)
主 催 学習院女子大学
企画担当責任 小勝禮子(非常勤講師)
協 力 学習院女子大学2019年度博物館実習ⅡB
企画内容
織物作家、渡邊惠美子氏は栃木県宇都宮市大谷の江戸時代から続く旧家のかやぶきの家に住み、30数年前から独学で始めた織の作品を日展や県芸術祭などに発表しながら、手織り教室MAYAを主宰する日常の中で、明治から昭和のアンティーク着物を集め、そのコレクションを自宅のギャラリーや県内の博物館などで展示してきました。
本展では、自然のただなかで暮らす渡邊氏が周囲の樹木からインスピレーションを得て、古い着物を裂いて作った裂き織タペストリーの作品と、明治大正の花嫁衣裳や訪問着などの豪華な衣装、大正昭和に流行したお洒落着の銘仙着物などを合わせて展示することで、古布の持つくらしの記憶と、その布を素材として現代によみがえらせた織物の表現を、ともに体感する貴重な機会となるでしょう。
渡邊氏のご厚意により、実際に銘仙の羽織を試着してみるコーナーも設けております。ぜひ大正ロマンのレトロモダンな世界を味わってみてください。
展示作品
渡邊惠美子作、裂き織によるタペストリー《息吹》2017―2019年、《かぎりなく》2001年、他
明治大正の花嫁衣裳、訪問着 大正昭和の銘仙、約10点
半襟などの小物 他、約20点
お問い合わせ
学習院女子大学 学芸員課程事務室
〒162-8650 東京都新宿区戸山3-20-1
TEL/FAX 03-3203-7437
平日 9:00~16:00