11月22日(金)国際文化交流演習Ⅰ(国際儀礼)の講演報告

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2019年11月22日(金)の「国際文化交流演習Ⅰ」では、株式会社JTCIグローバル人財センターの三上いと子氏に、国際空港、航空機内でのおもてなしの心得についてご講演いただきました。三上氏は、日本航空の客室乗務員(CA:Cabin Attendant)を18年勤められ、その間、政府特別機や国際線のファーストクラスの担当も数多く経験しておられます。

ご講演では、はじめに客室乗務員の仕事を保安要員と接客要員の二つの側面から紹介され、次に、おもてなしのための、豊かなコミュニケーション力を(1)身だしなみ、(2)表情、(3)挨拶、(4)立ち居振る舞い、(5)言葉遣い、の5項目に分けてご説明くださいました。

まとめとしては、おもてなしに大切な3項目(1)最高のサービスは心身の健康を保つことから、(2)万全の準備でお客様を迎える(予習の徹底と「逆算」の習慣等)、(3)一期一会の出会いを大切にする(地位や立場、文化的背景の違いにかかわらず相手を1対1で尊重する等)を強調されました。これらは、プロトコール全般においても重視されている点です。

聴衆には、航空業界を職業選択の一つに考えている学生も参加していましたが、それ以外の職業を考えている学生にとっても、社会人として、また就職活動に際しての心がけとして大いに参考になったとの感想が寄せられました。三上氏の豊かなコミュニケーション力そのものが、とても良いお手本であったという声も多々聞かれました。

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