6月11日(火)「特別総合科目III(国際企業)」ゲスト講演:「法学とリーダーシップ」について

2019年6月11日(火)「特別総合科目III(国際企業)」は、法学者並びに法学教育者として著名な名古屋大学・明治学院大学名誉教授の加賀山茂先生に、ご講義いただきました。(加賀山先生の研究活動等:http://cyberlawschool.jp/kagayama/

同氏は、「各国のリーダーに法学部出身者が多いのはなぜか?」という問いに始まり、法律家の思考方法を、事例を交えながら明快にご説明いただきました。さらに、議論を建設的に進める方法として、主張(Claim)ではなくデータと根拠(Warrant)ひいては裏付け(Backing)に注目し反論(Rebuttal)することの大切さを具体的に述べられました。そして、このような思考や方法論は、グローバルに活躍するリーダーを志す本学学生にこそ必要であり、法学部に行かなくともリベラルアーツの勉学を通して取得できることを強調されました。

先生のエネルギッシュでチャーミングなご講義に受講生も次のような質問で応え、活発な議論が展開されました。

  • 「Googleマップ」と「民法の体系」という異質とも思われる二つのものを結びつける発想はどのようにして生まれたのですか?
  • 歴史を考察する上での二つの誤り(第1種の誤りと第2種の誤り)とは,どういう意味ですか?

加賀山先生も学生から知的な刺激を受け大満足のご様子でした。

特別総合科目III(国際企業)

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