5月21日(火)「特別総合科目III(国際企業)」ゲスト講演:「歴史研究者になるまで」について
2019年5月21日の「特別総合科目III(国際企業)」は、京都大学大学院経済学研究科の久野愛先生にご講義いただきました。
大学を卒業後に一般企業で勤務された後、米国でアメリカ史の博士号をとられた先生は、「食品マーケティングと女性」、「食べ物の色の歴史」をテーマに先駆的な研究をなされておられます。
ご講義では、歴史は「複雑化する現代社会を理解する手段」であり「現代・未来の問題を考え解決するヒント」を提供するものであることをご自身の研究をふまえてご説明いただきました。
明解で愛情がこめられたお話を通して、受講生は「回り道」は将来の自分にとって必要なプロセスであり、出会いを大切にしながら「やりたいことは我慢せず」に生きることの大切さを学ぶことができました。