5月10日(金)「特別総合科目Ⅰ(外交官)」のご報告

5月10日 荒船旦子氏 写真.docx.jpg

 5月10日のゲスト講演では、駐スペイン日本国大使夫人など外交官の奥様として22年余り海外でご活躍された荒船旦子氏にご講演いただきました。英米など先進国だけでなく3大陸にまたがる発展途上国、中進国でも暮されたお話を伺うほどに、日本でずっと過ごし、たまに海外旅行をする程度では到底得られないような、多彩で対応力を要するご経験をなさっていることが分かりました。

 館長夫人、とりわけ特命全権大使の夫人としての仕事内容については、予想外に地味な管理人としての側面が多いこと、また、常に緊張感を伴う立場であることも理解できました。これらのご経験を経て日本に戻られたときは、清潔で安全・安心と感じられる日本の生活の素晴らしさを改めて実感されたそうです。外から日本を見ることの大切さを強調されました。

 帰国後は日本に滞在する外国婦人との国際交流を行う各種協会の副会長、役員などを歴任され、さらに近年は、親からの保護を得られない子供たちの自立援助ホームである(社会福祉法人)「青少年福祉センター」の理事長としても多くの時間と熱意を割いておられます。こうした組織の指導的立場で活躍できるのも、それまで海外で人の輪をまとめる仕事をしてきたことが大いに役に立っているとのお話です。ご家庭のさりげないエピソードからも、女性が家庭を大切にしつつ社会に貢献する生き方について、いろいろヒントをいただきました。


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