4月26日(金)「特別総合科目Ⅰ(外交官)」のご報告

4月26日 近藤誠一氏 写真.docx.JPG

 2019年4月26日のゲスト講演では、元文化庁長官の近藤誠一氏に「外交と文化」と題してご講演いただきました。
 近藤氏は外交官としてユネスコ日本政府代表部大使、デンマーク王国駐箚日本国大使などを歴任、文化を日本外交の中心におくべきとの確信から積極的に文化外交を推進し、各国に広い絆を築かれました。文化庁長官を務められた後は、近藤外交・文化研究所を設立、日本の伝統的な「匠」の精神こそが日本のさらなる発展につながるとして、その継承発展のための活動に奔走されています

 今回のご講演では、こうした長年のご経験をふまえて、(1)近年におけるパブリック・ディプロマシーの重要性とそれを担う外交官の意義・役割(2)日本のソフトパワーの源泉となる日本文化の3つの特徴(3)外交官として日本文化の特性を海外に伝達することが日本のさらなる発展だけでなく世界平和にも役立つことを、ユネスコ世界遺産「富士山」登録に際しての「三保の松原」に関する国際会議での議論など、個別の事例をあげつつ分かりやすくお話いただきました。
 日本文化の海外発信という私共が日頃から関心の高いテーマについて、グローバルな視点からの指摘はとても興味深く、今後の自分たちの活動のためにも大変に示唆的でした。


トップへ戻る