7月13日(金)「特別総合科目Ⅸ(フードコンシャスネス論1)」(品川 明教授担当)のご報告

(フードコンシャスネス論は(一社)フードコンシャスネス研究所からの寄付による寄付講座です。)

 7月13日(金)「特別総合科目Ⅸ(フードコンシャスネス論1)」は、品川 明教授が「おいしさの要因」と題して講義をされました。

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 春学期の授業は残すところ2回となり、前期の授業のまとめに入ります。今回は「おいしさ」とは何かについて考えました。
 狭義のおいしさには、テクスチャー、匂い、味が関係してきます。しかしおいしさは五感だけで感じるものではなく、人体的要因、文化・社会的要因、生態的・繋がり要因、経験要因により拡大されます。これを広義のおいしさといいます。
 食べ物に想いを馳せたらもっとおいしく感じることでしょう。

 生理的要因、文化的要因、情報要因、薬理的要因に加えて、品川教授が考える「おいしさの要因」には以下の3つがあります。
  ①生態的要因:食(生き物・命)の生態的な価値を理解するとおいしい
  ②繋がり要因:食(生き物・命)が生まれた時から食卓にのぼるまでの繋がりを理解するとおいしい
  ③経験要因:体験による自覚した概念形成が膨らむとおいしい

 味わうとは五感や心で感じ、またその食の繋がりを感じ、その恵みに感謝することです。情報に惑わされて頭で食べるのではなく、心で食べましょう。生かされていることを感じることが重要です。

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(まとめ:楠野恭巳)


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