令和3年度秋学期 授業形態についてのお知らせ

令和3825

学生・父母保証人の皆様

令和3年度秋学期 授業形態についてのお知らせ

学習院女子大学学長 大桃敏行

 新型コロナウイルス感染症、とくに感染力が極めて強いとされるデルタ株の感染拡大が続き、都内の医療体制が大きな危機に瀕している一方で、ようやく若年層に対するワクチン接種も進みつつあります。このような中で、920日から開始される秋学期の授業形態の決定にあたっては、大きな不確実性を想定しなければなりません。そのような不確実性を踏まえつつ、私たち学習院女子大学は、学生、教職員の安全を最優先としたうえで、可能な範囲での対面授業の実施を春学期と同様に図っていくために、状況に応じた柔軟な対応を行うこととします。具体的には以下の方針で秋学期授業を運営してまいります。

1.9月20日から2週間は全ての授業をZoomによる遠隔方式で実施します。

  • 春学期と同様に1週目は履修者が確定していない講義系科目で、課題や成績評価などを含めたその科目の内容説明を行います(45分ずつ、2回実施します)。この情報を十分に把握したうえで、適切な履修計画を考えてください。
  • 2週目には、履修登録が終了次第、春学期と同様に収容定員の50%未満になるように各科目に教室を割り当てます。教室を割り当てられない科目は、学期末まで遠隔授業となります。遠隔授業の多くの科目はZoomリアルタイム形式となりますが、学内でZoom受講するスペースを確保できない授業はオンデマンド形式となります。また、教員側の事情で遠隔形式となる場合は、その科目は学期末までオンデマンド形式で授業が行われます。

2.10月4日からは春学期と同水準の対面授業の開始を予定しつつ、直前の感染状況等を踏まえて、一時的に対面授業の開始を遅らせる、あるいは対面授業の対象科目を限定する措置を講じます。

  • 930日ごろの状況を踏まえて、以下の3つのいずれかの方法を選択します。
    • ①春学期と同じ水準の対面授業の開始(春学期の場合は、27%の科目が遠隔授業でした)。
    • ②感染状況が改善されるまで、上記①の遠隔授業科目に加えて、中・大教室の講義系科目を遠隔形式で実施。この場合、Zoomリアルタイム形式を中心としつつ、その録画を講義時間外にも視聴できる方法を予定しています。
    • ③感染状況が改善されるまで、遠隔授業を全体的に延長。その場合、実技系の科目など一部の科目は対面形式で実施します。
  • ②あるいは③の方法を選択する場合(あるいはこれらを組み合わせる場合もあります)、感染状況をみながら適切なタイミングで①に転換します。

3.春学期と同様に、遠隔受講申請を提出すれば遠隔受講を可能とします。その際、ワクチンを接種したら対面授業に参加したいなどの希望を持つ学生の皆さんは、学期途中で対面授業への出席が可能となる制度とします。

  • ワクチンの接種についてはその効用などを理解して皆さん自身が判断をしてください。たとえば、以下のサイトを参考にしてください。
    https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/

また、接種会場については、居住する自治体が運営するものに加えて、720日付で学生部からお知らせした大学生等向けの大規模接種会場情報なども参考にしてください。https://bit.ly/3xRe9o9

  • ワクチンを接種して対面授業に臨みたいが、対面授業開始に接種が間に合わないという皆さんも多いことと思います。したがって、学期途中で遠隔受講申請者も対面受講に転換できるようにしましたので、この制度を必要に応じて活用してください。

4.以上の詳細については、G-Portで教務部から連絡をします。

 救急搬送も困難になるなど危機的な感染拡大の中で、私たちはこれまで以上に感染に対して危機意識を持つ必要があります。今一度、自身の感染対策が十分なものになっているかを点検してくださるよう、強くお願いいたします。

本件に係るお問い合わせ先: /contact/acaffairs.html

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