12月14日(金)国際文化交流演習Ⅰ(国際儀礼)の講演報告

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12月14日(金)の「国際文化交流演習Ⅰ(国際儀礼)」では、株式会社JTCIグローバル人財部の佐々木陽子氏に「国際空港、航空機内でのおもてなしの心得」についてご講演いただきました。

佐々木氏は、日本航空に、グランドスタッフを経て客室乗務員(Cabin Attendant: CA)として10年間勤務され、その間VIPフライトも多数経験しておられます。ご講演では、初めに客室乗務員の保安要員および接客要員としての仕事内容や、客室乗務員マナーの基本についてお話いただきました。

機内でのおもてなしサービスについては、光、音、温度等の空間の快適さに細やかに配慮するのはもちろん、自己満足でない、お客様の心の機微を捉えたサービスを常に心がけること、そのためには〜とくに宗教、食事、習慣に関して〜異文化理解が極めて重要であることを、ご自身が経験された事例の数々を挙げてご説明くださいました。


健康上の理由、アレルギー、文化・宗教上の禁忌など、さまざまな事情に応じて、国際線では20種類もの機内食が用意されているとのことですが、内容だけでなく提供の仕方にも文化習慣の違いを考慮する必要があるなど、日頃の生活では気づかない多くの難しい点があることが分かりました。

聴衆には、航空業界を職業選択のひとつに考えている学生が多く、質疑応答ではさらに踏み込んだ具体的な質問が続きました。日頃から飛行機を利用する者も多く、華やかなイメージの陰に多くの努力があることが分かった、プロトコールの基本である異文化理解は、外交・政治の世界だけでなく、より身近な国際的な接遇の場面で大切であることが改めて理解できたという声も広く聞かれました。


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