弁理士 岩崎由里子さん

弁理士とはどのようなお仕事ですか?

弁理士はみなさんにはあまり馴染みのない職業かもしれませんが、個人や企業が発明したものの特許申請や、企業が考えたロゴマークや商品名などの商標登録に関して、その出願に必要な書類作成や申請代行をします。米国などでは「上級の弁護士」とも呼ばれ、取り扱うフィールドが広い仕事です、現在、私は主に商標登録を担当しています。

弁理士を目指したきっかけはなんですか?

大学時代のゼミの活動では文章を書く機会が多く、私自身文章を書くことが好きだったので、文章を書く仕事には興味を持っていました。その一方で、何かを研究する専門職にも興味があり、そんなときに弁理士の方と知り合う機会がありました。その方から、特許庁などに文書を提出する法律の専門家である、という弁理士の業務内容を聞きました。そこで、私が目指す道に近いという思いを抱き、卒業後に弁理士資格取得の勉強を始めました。弁理士は法律の専門知識が必要で、法改正の度に常に新しい知識を習得しなければなりません。また、私が担当する商標登録は、事前調査から始まり、お客様と同じ目線で考え、時には代替案を提案することが求められる難しい仕事です。
そのためには常に世の中にアンテナを広く張り、頭を柔軟にしておくことが大切です。 お客様の思い入れのあるネーミングが無事に商標登録された時には、その思いをお互いに共有しているだけに私も嬉しくなります。これからさらに知識を吸収して「あなたに任せれば大丈夫」と言っていただけるよう、より信頼される弁理士になることが目標です。

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どのような学生生活を送りましたか?

お嬢様学校というイメージでしたが、実際には、リーダーシップのある自立した女性が多かったと思います。良い友達もできましたし、所属していたバレーボール部では姉妹のような付き合いができる仲間も出来ました。私は高校生の頃には映画関係の仕事に興味を持っていました。そのため、マスメディアの授業がとても興味深く、さらに深く学んでみたいと思い、ゼミを選びました。ゼミでは最終的に「カルチュラル・スタディーズ」を研究しました。

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後輩へのメッセージをお願いします

学習院女子大学には幅広い授業があります。みなさんも柔軟に幅広く興味を持ち、いろいろなことを学び、自分の好きなことや得意なことを見つけてください。
それが今の自分にもつながったと思います。弁理士は女性が少なく、法学部や理系出身の方が多い職業ですが、興味を持って挑戦すれば叶わないことはありません。努力次第でみなさんの可能性は大きく広がるので、大学時代にいろいろなことに挑戦してみてください。

卒業年・・・2004年
卒業学科・・・国際コミュニケーション学科
所属している会社・部署名・・・磯野国際特許商標事務所 総務部商標課
所属していたゼミ・・・石澤ゼミナール
卒業論文のテーマ等・・・ポップカルチャー交流からみる日韓関係
所属していた部活・サークル等・・・バレーボール部


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