4/21(金)「特別総合科目Ⅰ(外交官)」ゲスト講演「世界遺産と文化多様性」について

4月21日のゲスト講演では、元駐フランス日本国大使・前ユネスコ事務局長の松浦晃一郎氏に「世界遺産と文化多様性」と題してご講演いただきました。

1960年代~1990年代には日本の外交官として、また1999年~2009年には、アジア初のユネスコの事務局長として国際舞台で常に新しい時代を切り開いてこられた松浦氏ですが、本日は、エチオピア北東部で発見されたアファール猿人の化石人骨「ルーシー」の話題からお話を始められ、古代から現代まで、地域的・時代的にも多様な遺産を登録することが人類全体の文化にとっていかに大切であるかを強調されました。

日本の場合にも、宗像・沖ノ島と関連遺産群(6世紀)はもとより、それよりはるかに時代を遡る縄文時代の古墳遺産群の重要性を指摘され、日本全国にある様々な時代の世界遺産を巡ることにより日本史の流れを辿れるようにしたいとの構想を述べられました。

本日は、ユネスコ平和芸術家としてご活躍中で、この6月にもユネスコ世界遺産条約採択45周年記念に際し、パリのマドレーヌ寺院で自作の曲を指揮・演奏される城之内ミサ氏が参加され、学生さんたちに、将来ぜひ国際的に活躍してくださいとエールを送ってくださいました。

特別総合科目III(国際企業)

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