研修内容について

ラオス国際協力研修は、2004年以来17回実施されています(2016年度現在)。都市部から離れた伝統的なラオスの農村でホームステイをします。参加者は電機や水道設備が整わない村の生活ならではの「豊かさ」を体験し、開発途上国の「貧しい」「大変そう」といったラオス渡航前のイメージとのギャップを認識します。「モノがない」からこそ、人が集い、協力し合う地域社会を目の当たりにし、モノを増やし便利にすることが一般的である開発のあるべき姿を考察します。

本研修では、渡航前の事前学習はもちろんですが、帰国後の活動が盛んです。毎年10月に開催される大学祭で報告会を実施したり、東京近郊の中学校で「開発教育プログラム」という授業を行っています。報告会には毎年延べ200名が参加し、約10校の中学校で1,000名以上の中学生が授業を受けています。開発途上国が抱える課題とラオスならではの豊かさを、研修参加者の体験と学びに基づいて伝えています。中学校では、例えば、文字の読み書きができない疑似体験をしてもらいながら、教育の重要性について一緒に考えたりします。こうした報告会や授業をするために、ラオスではワークショップを開催したり、アンケートを行います。言葉の通じないラオスの村で、です。

ラオスの村での活動やラオスを知らない人たちへ向けた報告会・授業をするということは。実は大変難しいことです。日本で当たり前のように実施するアンケート。ラオスではうまくいきません。研修参加者が感じたラオスの豊かさ、中学生に「ラオスは豊かだったよ」で、どれだけ伝わるでしょうか。研修を通して双方向のコミュニケーションスキルを学んでみましょう。

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村人たちとのワークショップ

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小学校での語り合い



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